秋の褒章 井本さん、落合さんに藍綬褒章

3日に発令された秋の褒章で、府中市からは保護司の井本友幸さん(中須町・75歳)と、工業統計調査員の落合勝喜さん(諸毛町・67歳)が藍綬褒章を受章した。
 また 「危険業務従事者叙勲」 で、自衛隊元三等陸尉の田辺秋義さん(上下町・61歳)が瑞宝単光章に選ばれた。
井本さん
 
本人と二人三脚で50人の更生を手助け 藍綬褒章 井本友幸さん(保護司)
 井本さんは、明郷小学校教頭に在職中だった昭和55年10月に保護司となり、府中市東部地域を担当。就任以来、受け持った数は50人にのぼる。

 執行猶予、保護観察処分、仮出所が認められた受刑者など、少年から壮年まで年齢も罪名も多岐にわたるが、「私がお世話したのは、殺人や傷害などではなく、自転車盗や万引きなど軽い罪を犯した人ばかり。中には何でこの人が、と思うこともありました」 と振り返る。

 それだけに、何とか更正して欲しいとの思いは強く、家庭訪問では必ず宵闇に紛れ、人目につかないように気をつかった。

 「保護司の喜びは、本人と一緒に二人三脚で努力した結果、優秀な成績が認められて観察期間が短縮になった時ですね」。井本さんはそう言って、本当に嬉しそうに相好を崩した。

 井本さんは「恩返しのためにもっと続けたい」との思いも強いが、体調不良のため、一線を退くことにしている。


落合さん 一途途に欠かすことなく 藍綬褒章 落合勝喜さん(工業統計調査員)

 落合さんの第一声は 「いやあ、びっくりしましたで。こんな栄誉を貰うてええんでしょうかの」。

 高校を卒業2年後の昭和34年、市から統計調査の委託を受け、42年の制度発足と同時に 「常任統計調査員」 となった。

 それ以来、1度も欠かすことなく、年に1度、受け持ちの諸毛町と久佐町の事業所を周り、売り上げや利益、従業員数などの調査を続けている。

 工業統計調査は毎年12月に行われる。「師走の23・4日に調査票を持って回り、正月明けに回収するのですが、一番気忙しい時だから、頼む方も頼まれる方も大変です」。積雪で動けないこともある。凍結路でヒヤッとしたこともある。

 「それでも、事業所の方々が協力して下さったから、続けることができました。今回の褒美は、みなさんの代わりに私が受け取らせて頂くものだと思っています。本当に光栄に思います」 と落合さん。身体のの続く限り、調査員を続けると、決意を新たにした。

 16日には伝達式で上京する。「支えてくれた家内に、東京見物で報います」。照れくさそうに笑った。





府中地方華道連盟 第36回いけばな展 文化センターで 今日まで
作品を前にため息
 府中地方華道連盟(小林一桂会長・自然佳風)主催の 「第36回いけばな展」 が、文化センター2階で開かれている。

 展覧会には、池坊、小原流、嵯峨御流、自然佳風の四流派から、それぞれ15人ずつが力作を出展。山里の燃えるような紅葉や、幽谷の神秘さを漂わせる大作から、清楚な野の花々が寄り添う可憐な小品までが並べられ、訪れた人たちが「うわあ、すごいね」と声をあげながら見入っていた。

 会場の一角には、竹林に囲まれた茶席も設けられ、愛好家らが茶碗を手に、楽しそうに花談義を繰り広げていた。

 展覧会は今日まで開かれており、入場無料。時間は9時30分から午後4時30分まで。





テレビ番組『笑ってこらえて』も取材に 初の商工会議所青年部杯・折り紙ヒコーキ大会

一般優勝の柿岡明さん テレビ番組用にみんなでポーズを
 府中商工会議所青年部(河面克行会長・45人)が主催する 「第1回折り紙ヒコーキ大会」 が、3日ウッドアリーナで開かれた。

 同青年部に、日本折り紙ヒコーキ協会の認定指導員が加わり、会員数も増えたことから 「みんなでできることで街を盛り上げよう」(粟根俊彦副会長)と初めて開いたもので、一般36人、小学生52人、幼児8人の96人がエントリー。

 最初に、日本折り紙ヒコーキ協会の戸田拓夫会長が無料教室で 「紙は、触れば触るほど掌の油や水分を吸って重くなる。特に尾翼部分は何度も触らないのが飛ばすコツ」 などと “スカイキング” の折り方を指導。

 それぞれが折り上がった愛機を持って、天高く投げ上げ、滞空時間に挑戦した。

 一般の部の優勝は 「3年前から紙ヒコーキの魅力に目覚め、各地の大会に参加している」 という、神奈川県川崎市の柿岡明さん(42歳)。記録は11秒91で、室内の自己ベスト14秒に及ばす 「記録的には悔しいが、優勝は嬉しい。府中はいいところ。来年もまた来たい」。

 2位は昨年福山市で開かれた全日本大会小学生部門で優勝した市内の岩田創君(二中1年)で「上位3位まで全国大会のシード権がもらえるのでそれをねらってた。再来年の春の全国大会で頑張りたい」。

 なお、この大会の模様は所ジョージが司会する日本テレビの人気番組 『一億人の大質問!? 笑ってこらえて』 の取材クルーが録画していった。同局の田辺繁郎ディレクターは 「番組中の “日本全国博士の旅” のコーナーで “紙ヒコーキ博士” の戸田さんを紹介する予定。放送は年内中ですが、まだ未定」 と話していた。

 大会結果は次の通り。
【一般】 @柿岡明 11秒91 A岩田創 8秒82 B九十九浩司 8秒50
【小学生】 @岸浦凱亜 8秒62 A森田浩尭 6秒69 B玉木友弥 6秒31
【幼児】 @森本泰生 4秒84 A森本蒼矢 2秒72 B岸浦空馬 2秒28





古川公園に行こう!福祉のまちづくり応援団 助成事業でイベント開催

花と風船で飾られた遊具がステージ 製作キットを使って次々に缶バッジが
 今年4月、遊具や設備がリニューアルされた、高木町の古川公園で3日、公園に集って親睦を深めるイベント 「公園に行こう!」 が開かれた。市社協から赤い羽根共同募金の地域配分事業 「福祉のまちづくり応援団」 の助成を受けた。

 古川町内会で実行委員会を作り、幼い子を持つパパ・ママ世代が企画に加わって、公園内は夢いっぱい。遊具にティッシュペーパー・フラワーや風船を飾ったステージでは、同町出身の “歌のお姉さん” やまもとなおこさんが、NHK番組・おかあさんといっしょの 「笑い声っていいな」 「公園に行きましょう」 などを披露し、子ども達も一緒に歌ったり手拍子を。

 また、お気に入りの写真や、その場で撮影した写真の缶バッジ制作コーナーもあり、親子で、孫と、ペットの、アンパンマンの…… とオリジナルバッジが次々に誕生した。

 子ども3人とよく公園に来る中山雅美さんは 「楽しいです。顔見知りも増え、これから気軽に挨拶できそうです」 と話していた。






 2005.11.4